海外で学んで生活して人と交流しても...

久しぶり。すこし生活が落ち着いてきたのでブログこれらか更新します。

 早速ですが、最近話題となた日中関係について書きます。
私の後輩が中国に留学しているのですが、時々Facebookで留学生活をレポートしてくれます。
現地には留学生同士行きつけのカフェがあり、アジア各地から中国に留学した学生の交流の場になっています。そこには訪れた留学生が感謝の気持ちをこめ、帰国する際にメッセージを残しています。
「ありがとうお世話になりました。」「また来たい」など国別にまとめられ壁にかけられています。
 もちろん日本のメッセージもあるのですが、そこにはこのようなメッセージがあったそうです。

(習ったばかりの漢字やハングル文字で)「独島は韓国のもの!」「日中不可能友好!」

明らかに韓国人の文章が日本のところに書かれていたようです。これを見た後輩は

「わざわざ韓国から来て,折角習った言語で他国を馬鹿にしていく。言語はそう言う使い方をするもんじゃないだろう。」

現在中国と日本は尖閣諸島の領有権をめぐり、良い関係とは言えない状態にあります。反日デモも発生し日本企業にも甚大な被害がでました。中国への旅行客も減っているようですしかし、中国に留学する彼は、中国の方に良くしてもらっているようです。中国人のなかにはたしかに日本を嫌う人がいるのかもしれませんが、彼は非常に楽しんでいます。
 その分中国語を学ぶことに一生懸命で、なんとかもっと話せるようになりたがっています。だからこそ、留学してまでこのような行為を平然とすることに対してこのように感じたのでしょう。
 言葉を理解できれば、その国の人とその国の言葉で会話することが出来ます。当然話す機会が増え、よりその国を理解することが出来ます。本から得る知識ではなく、人から得るものだってあります。もちろん自分の意見を主張することだってできます。ですが、他国で他国を馬鹿にすることが必要なのでしょうか?しかも習ったばかりの言葉をつかって。
 海外に留学する機会は大変貴重なものです。国への理解を深める機会であります。他国でも自分の国にいるたときと同じようなことをする彼らは、果たして海外で何を感じているのでしょうか?そして何を学んでいるんでしょうか?さらに自分の行動が中国人に対してどう見られているのかわかっているのでしょうか?日本とは全く違う国なのだと思いました。